おすすめ絵本②

マーガレット・Ｐ・ブリッジズ　文、メリッサ・スウィート　絵
「いつまでもすきでいてくれる？」

おすすめ絵本①に続本に続き、涙が出て止まらなかった本。息子は一日に何度も不意に「ママ、だ～いすき」と言ってくれる。遊んでいるときや食べているとき、それに私が子供の事を見ていないときも。でも、ふと思った。この笑顔、後何年見られるのかなあと。
男の子だし、難しい年頃になったら、だーいすき、どころか、ろくに口も利いてもらえなくなるんだろうな。それでも、ママは息子のことを愛してる。ずっとずっと好きだよ、と言ってあげたいと思う。

お話はカンガルーの親子。そして子供はまたまた男の子。ある日、坊やは急にママに尋ねる。
「おおきくなっても　ぼくのこと　かわいい？」
「ぼくがおとなになっちゃったら？」
「じてんしゃになっちゃたら？」・・・

坊やの質問はとりとめもなく続くけれど、それに答えるお母さんの答えに胸を打たれる。子供のことを深く愛し、大切に思っているからこそ出る言葉。こんな風に子供に対して答えてあげたら、子供も親も幸せになるだろうと思った。