「学童」見学
今日は、前々から行きたい、と思っていた「学童」の見学に行ってきた。
「学童」、つまり「学童保育所」というところは、放課後、おもに就労等の理由で
家庭で保育できない時間を、預かってくれる場所のこと。
私の住んでいる市内では1~3年生がここで過ごしている。
今日行った場所は小学校のすぐ隣のマンションの一室。
定員45名で現在も、待機児童がいる。
ドアを開けるとわああ~~~っと外へ雪崩出る子供たち!!
どうやら、午後のひと時を保育者の監視のもと、小学校校庭で過ごすらしい。
部屋に入ると、ランドセルを置くロッカールーム、本棚、小さなキッチンもあった。
中では運動会に向け万国旗を書いている子、縄とびをしている子、隅で本を読んでいる子、
さまざま。
ビビアンを抱っこしながら、長男を連れていったのだが、あまりの元気さに
少々尻ごみ・・・・?
でも、先生とちょこちょこ話しているうちに、興味しんしんで話しかけてきてくれる
子供もいる。
こま回しを見せてくれたり、ザリガニやカブトムシの幼虫を見せてくれたり(ここで長男、
やや反応)、女の子たちは代わりばんこにビビアンを抱っこしてくれたり、学童での
過ごし方なんかを、こちらが驚くくらいの詳細さで説明してくれる。
しっかりしているけど、大きくても3年生なんだな~~~~、とびっくり。
そうこうしていると、一人の1年生だという男の子が、長男に近づき、「に~~~っ!」っと
長男のほっぺたで遊び始めた。
どうするのかな、と思ったら、長男、別に嫌がる風もない。
さらに、頭をなでてくれたり、顎をさすって(笑)くれたり、スキンシップの好きな
可愛い男の子。
ひとしきり見せてもらって、「さあ、帰ろうか」というと素直に「うん」というので、
(あ~、合わないかなあ・・・)と思った。
ところが、子供ってすごい!と思うことがここで起こった。
バイバイ、と言って帰ろうとしたら、ばたばたと数人がドアまで見送りに来てくれた。
口々に名前や家の場所を教えてくれる子。
「今度遊びにおいでよ!」と言ってくれる子。
「あ~、早く4月にならないかな。だってこの子、入るんでしょ?」と言ってくれる子・・・・。
さらに、「あの子誰?」と聞いてくる子に「うん、友達だよ!」と説明してくれてる子・・・。
そんな元気な子供たちの声を背に、なんだかほんわりとした気持ちで帰途つについた。
車の中でふと、長男に尋ねてみた。
「どう?気に入った?」
「うん!」
「あそこで遊びたい?」
「うん!」
もっと小さかった頃は、初めての場所では決まって私から離れられなかったのに、
大きくなったものだなあ。
そして知らぬ間に、社会性、とか行ったものを身につけているのかも。
何より、見ず知らぬ長男を初日から「友達」と受け入れてくれた子どもたち、
みんな、とてもいい子だね!!!