OrangeSpoonこめこの部屋

関東を中心に米粉を使ったグルテンフリー料理教室「Orange Spoon」を運営中!2005年前後の、アメリカ生活についてもお話しています。

「学童」見学

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今日は、前々から行きたい、と思っていた「学童」の見学に行ってきた。

「学童」、つまり「学童保育所」というところは、放課後、おもに就労等の理由で

家庭で保育できない時間を、預かってくれる場所のこと。

私の住んでいる市内では1~3年生がここで過ごしている。


今日行った場所は小学校のすぐ隣のマンションの一室。

定員45名で現在も、待機児童がいる。

ドアを開けるとわああ~~~っと外へ雪崩出る子供たち!!

どうやら、午後のひと時を保育者の監視のもと、小学校校庭で過ごすらしい。

部屋に入ると、ランドセルを置くロッカールーム、本棚、小さなキッチンもあった。

中では運動会に向け万国旗を書いている子、縄とびをしている子、隅で本を読んでいる子、

さまざま。


ビビアンを抱っこしながら、長男を連れていったのだが、あまりの元気さに

少々尻ごみ・・・・?

でも、先生とちょこちょこ話しているうちに、興味しんしんで話しかけてきてくれる

子供もいる。

こま回しを見せてくれたり、ザリガニやカブトムシの幼虫を見せてくれたり(ここで長男、

やや反応)、女の子たちは代わりばんこにビビアンを抱っこしてくれたり、学童での

過ごし方なんかを、こちらが驚くくらいの詳細さで説明してくれる。

しっかりしているけど、大きくても3年生なんだな~~~~、とびっくり。


そうこうしていると、一人の1年生だという男の子が、長男に近づき、「に~~~っ!」っと

長男のほっぺたで遊び始めた。

どうするのかな、と思ったら、長男、別に嫌がる風もない。

さらに、頭をなでてくれたり、顎をさすって(笑)くれたり、スキンシップの好きな

可愛い男の子。

ひとしきり見せてもらって、「さあ、帰ろうか」というと素直に「うん」というので、

(あ~、合わないかなあ・・・)と思った。





ところが、子供ってすごい!と思うことがここで起こった。

バイバイ、と言って帰ろうとしたら、ばたばたと数人がドアまで見送りに来てくれた。

口々に名前や家の場所を教えてくれる子。

「今度遊びにおいでよ!」と言ってくれる子。

「あ~、早く4月にならないかな。だってこの子、入るんでしょ?」と言ってくれる子・・・・。

さらに、「あの子誰?」と聞いてくる子に「うん、友達だよ!」と説明してくれてる子・・・。


そんな元気な子供たちの声を背に、なんだかほんわりとした気持ちで帰途つについた。

車の中でふと、長男に尋ねてみた。


「どう?気に入った?」


「うん!」


「あそこで遊びたい?」


「うん!」


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もっと小さかった頃は、初めての場所では決まって私から離れられなかったのに、

大きくなったものだなあ。

そして知らぬ間に、社会性、とか行ったものを身につけているのかも。

何より、見ず知らぬ長男を初日から「友達」と受け入れてくれた子どもたち、

みんな、とてもいい子だね!!!


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