OrangeSpoonこめこの部屋

関東を中心に米粉を使ったグルテンフリー料理教室「Orange Spoon」を運営中!2005年前後の、アメリカ生活についてもお話しています。

小さな命が教えてくれた

ついに待望の2人目を妊娠した。
帰省の前日、もしや、という予感がして、市販の判定薬を試したら、見事に+反応!大喜びで、両親の元に帰り、すぐに一人目を里帰り出産した病院へ。
そこで待っていたのはもちろん、「おめでたですよ」の一言だったのだが・・・・・。

今回、まったく思いがけず、もう一つの報告も聴かねばならなかった。
左側の卵巣に見えるできもの。すぐにどうこう問い言うわけではなさそうだが、万一の場合もあるし、場合によっては妊娠継続のまま手術、ということもありえるという。
喜びだけに包まれていた気落ちが、あっという間にしぼんでしまいそうになった。

赤ちゃんは?私は?
長男のことは?主人は?

いろんな思いがグルグル駆け巡って一瞬、頭が真っ白になってしまったけれど、よくよく先生と話をしてみて、一応血液検査をするけれど、妊娠初期には良く見られる現象であること、大きさも小さいので、このまま消失してしまう可能性、また、今すぐに胎児に影響は無い、との説明を聞き、落ち着きを取り戻した。

思えば、今まで、自分の体のこと(外見ではなく)に気を払ってきたとはいえない。食事も生活もどちらかといえばバランスの取れたほうだと自負していたが、もっと、身体の声に耳を傾けるべきなのかもしれないと思った。
今回も、妊娠が無ければ全く気づくことなく過ぎて行ったかも知れない。まだ2cmに満たない、小さな命が、私に少しお休みをくれるのかもしれない。

ありがとう、赤ちゃん。

これからお父さんとお母さん、お兄ちゃんで頑張っていこうね。